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世界遺産の島、サンルイ。セネガル、まだそこまで好きになれません。

2015-09-10 01:31:24 セネガル : サンルイ

ボンジュール



セネガル最初の村、ジャマを目指し、やっとの思いでたどり着いた俺ではあるが、一晩明かし足早に次の町を目指した。



天然のサウナでほとんど眠ることができず、もう疲れ切っていたのです。
ヌアクショットを出発してから2日しか経っていないのに、もうずいぶん前のことのような気がする。

ラーメン二郎で頼む「全部マシマシ、チョモランマ」くらい濃厚だ。


■セネガルの旅スタート!最初の町は歴史あるサンルイ

ジャマから目指すのはサンルイ。英語読みはセイント・ルイス(Saint Louis)
1854年にフランス領セネガルの首都になった歴史ある町である。(1904年にダカールに遷都)
行くまで知らなかったのだけど、この町は世界遺産に指定されているそうだ。


サンルイまではジャマから乗り合いタクシーで行くことができる。
家に泊めてくれた青年曰く、700CFA(140円)で行けるとのことだったが、荷物代だという名目で計1000CFA支払った。それでも30km以上離れた町まで200円だ。


真っ青な空の下、緑豊かな湿地帯を走っていると、ああ、新しい国に来たんだなと実感する。
眩しいくらいのビビッドネスだ。
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だんだん町が近づいてくると、視界の彩度が一段と増してきた。
やっとアフリカらしさが出てきたのか。いや、砂漠も砂漠でとてもアフリカらしいのだけれど、俺の中のアフリカは、真っ黒な肌に色鮮やかな衣装をまとった人々と、カラフルな物に溢れた場所だ。
セネガル、サンルイはまさにイメージするままの場所だった。
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サンルイの中心は、何と言ってもセネガル川に浮かぶ縦2500m、横350mの小さな島、サンルイ島であり、一番色濃くフランス植民地時代の面影を残すエリアだ。
宿もこのサンルイ島に集まっている。

●サンルイの安宿情報

Cafe des Arts (5000CFA/一泊、ドミトリー、シャワーの水の出が悪い、wifiがたまにしか繋がらない、宿のおばちゃんはめっっっっっっちゃいい人♡♡♡♡)
Auberge de la vallee (6000CFA/一泊、ドミトリー、シャワーの水の出良し、wifi安定、宿の人フレンドリー、めっちゃ快適)

Auberge de la valleeの快適さは沈没できるレベル。
アフリカには珍しいとても清潔な宿だった。
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川を挟んだ向こう側は大陸、反対側の向こう側は、モーリタニア方面からぎゅいーんと伸びている半島(モーリタニアではない)。

・大陸側
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・半島側
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これだけ見ても、とても独特な空気を感じさせる。
コロニー時代を感じさせるカラフルで整った造りの建物の、どことなく退廃しかけている様が、時間の流れを感じさせるとともにこの場所でどんな歴史が育まれてきたのかを想像させる。
そこにポップな色彩のアフリカンが住んでいるものだから、その文化の混在は、この土地独自の空気感を作り出していた。
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どこかトロピカルで、
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どこか廃墟的で、
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どこか西洋感が漂う
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不思議な、ただ、とてもゆったりとし空気が流れるのんびりした場所だった。



■セネガルの第一印象、悪め。。

何よりも残念だったのが、田舎中の田舎を抜けてきた僕にとって、ここに住む人たちはあまりにも観光客慣れしすぎていることだ。
ここは欧米人の観光客も数多く訪れる場所で、道行く人は常に何かを売りつけようとしてきたり、ガイドをしてあげようと誘ってきたり、中には勝手に町の説明をし出して金をくれというやつもいた。
挨拶をしてきてくれたかと思えば、手に持っている容器に入ったコインをジャラジャラと鳴らして金をくれアピール。
俺は日本人が大好きなんだ。お前はグッドフレンドだと言って自分の店に連れて行き、何かを買わせようとするやつ。
子供はすれ違うたびに「マニーマニー」と近寄ってきて、腕を掴んで離さないやつまでいる。


あああああああ、虫酸が走る。
目が金だ。
お前らよりもさらに金を持っていない小さな村に住む人たちのほうが人間的優しさを持った魅力的な人たちだったぞ。


加えてあまり歓迎的でない空気を感じた。
写真を撮ろうとすればどこからともなく「ノーーーーフォト!」。
風景を撮っているだけでもだ。
そして早く去れ!的なジェスチャーをされる。

そう、恥ずかしながら俺も来るまで知らなかったのだけれど、ここセネガルもれっきとしたイスラム社会。
特に女性は写真には敏感だ。
ただ、素肌を多く露出して歩く女性や、手をつないで歩くカップルを見る限り、そこまで厳しいわけではないようだ。
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不意にモーリタニアの人たちが恋しくなった。
観光的に発展しているこの国は、結局観光客を金としてみているのか。
そういう国や場所は今までもたくさんあった。けど、セネガルには大きな期待を抱いていた分、裏切られたような気がしてしまった。


人と話してもどうせ金だろ、とひねくれかけたりもしたけれど、そんな時に触れる人が人との接触が何よりも楽しいものだと思い出させる。

ある時自分の店に招いてきた男。男はプレゼントだといい俺にブレスレットをくれた。あ、ありがとう。。
そして、さあ、何が欲しい?と自分の店の中の商品を見るように勧めてくる。
ブレスレットを与え、断りづらくさせたのだろうか。特に欲しいものもなかったので、ううん、いらないと言った。
それでも、グッドプライス!フォー・ユー!と決まり文句を連発してくるので、いらないって言ってるでしょ?これ返すから。とブレスレットを返して店を出た。
しばらく町を歩いていたらその男に再び出くわした。
少しの気まずさもあったのだけど、あっちから笑顔で話しかけてきたのでそれに受け答えをしていたら、

「さっきはなんでこのブレスレットを返したんだ。俺はただ友達としてこれをあげたんだ。(俺の腕と彼の腕を指差しながら)この色は違っても俺たちは同じ人間だ。友達に人種なんて関係ないんだ。」

と言い、さっき返したブレスレットを再び渡してきた。

子供達ももちろん全員が金を請うてくるわけではない。
たくましく働きながら笑顔で挨拶してくれる子もいるし、無邪気な笑顔で写真撮ってーと近寄ってくる子もいる。
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どんなに人に疲れても、こういう人たちがいる限り人を求めてしまうんだろうな。




■サンルイ島の外側

サンルイは、サンルイ島、大陸側、半島側でその雰囲気が大きく違う。
大陸側はいわゆる街。交通量が多く、店が立ち並ぶ特に見所のないエリアだ。
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少し脇道を入ると、こんなスラムっぽい場所まで出てくる。
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この看板は果たして何の店なのだろうか。真相は闇の中である。
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半島側は、大西洋に面する漁村。
足を踏み入れた瞬間、サンルイ島からがくんと生活レベルが落ちたように感じた。
さすがはセネガル、海ではサッカーに夢中になる少年たち。そしてその横でこっそりと昼寝をする猫。
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ある少女は魚を持ち上げながら、さあ私を撮りなさいと言わんばかりにポージングしてくるし、写真を撮影している目の前で転んで顔中砂だらけになる赤ちゃん。
そして元気あふれる子供達。とてもエネルギッシュなエリアだ。
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■セネガルグルメ

セネガルに入って、初めて食べたセネガル料理。
大陸側にある小さな食堂で食べた、マッフェという料理は、ピーナッツペーストベースにしたカレーみたいな料理。モツ?が入っていてとてもうまい!
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そして、おそらく全ての日本人の舌に合うであろう味付けがされているのは、セネガルの炊き込み御飯、チュブジェン。
魚や野菜を煮込んだものと混ぜたり、別々に食べたり、ライムを絞って爽やかにしたり、お好みの食べ方でどうぞ。
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■オシャレ大国セネガル!

セネガルに入ってオシャレな人が多く目につくようになった。
そもそもアフリカ系の黒人は人間的な美しさに満ちていることに気づいた。
凛々しく黒光る肌と、野性的な体格にとても人間臭い笑顔が混ざると、なんとも言えない魅力が溢れ出す。
なんと言えばいいのだろう。動物としての「人間」という感じ。

人類はやはりアフリカで誕生したということを改めて感じさせる。


その彼らが着飾った様子がかなり上級のオシャレだった。

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どうだろうか。
最後の子なんて、シンプルだけどかなりオシャレだと思うのだけど。



そうだ、こうやって写真を撮ったり、話しかけたり、常にそこに住む人たちに触れていこう。
それがアフリカを旅する最高の喜びとパワーになるはずなんだ。

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2015/09/08

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COMMENT

ふみ

何度も楽しく読ませてもらっています!
ひとつお聞きしたいのですが、
アフリカはやはりとてつもなく虫が多いのでしょうか…?
来年あたりに休みを取ってセネガルへボランティアをしに行きたいと思っているのですが、如何せん大の虫嫌いです。
ゴキなんてもってのほか、蜘蛛1匹で大騒ぎのレベルです。

こんな私がアフリカでボランティアなんて無理なのでしょうか…?
情報がとても少ないので、アフリカの虫事情を教えて下さい。

返信 REPLY

2016-09-20 07:21:43

KEI

ふみさん、コメントありがとうございます!
御察しの通り、アフリカは虫多いです。笑
セネガルでもなんどもゴキブリ遭遇しましたし、寝てる時に足を這ってるなんて時もありました。。。バスの中にも出現する時も。。。

僕も虫は嫌いな方ですが、きっと慣れます笑
あっちで売ってる殺虫スプレーは超強力で、少しかけるだけでころっと死ぬので、一本持っておくと安心感あります。

虫だけで諦めるにはもったいない、とてつもなく魅力に満ちた大陸です。簡単ではないと思いますが、少し頑張って、虫対策をしながらぜひ行ってみてください!!

返信 REPLY

2016-09-20 20:58:05


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