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西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

2015-08-26 01:49:23 モーリタニア : ヌアジブ

ボンジュール!!


あれ、この挨拶ということは?
もしかしてフランスに戻った?!


いえいえ、やってきました。


西アフリカの玄関口はモーリタニア!!


ここはアラビア語と共にフランスが公用語として使われている。
ありがたいのかありがたくないのか。。
まあ何が書いてあるかわからないアラビア語よりは幾分かマシかな。


モーリタニアに来てからというもの、毎日が本当に濃くて、もう既に何週間かいたような感覚になっている。
旅の感覚が身体中に溢れかえる。
しばらく忘れていた感覚だ。

この新鮮な感覚が色あせないうちに言葉にしたくて、頑張って頻繁に文章を書きます!
いつまで続くかな!笑



■モロッコからモーリタニア国境を越える。そこに待っていたのは天国………?地獄………?

モロッコ(西サハラ地域)最後の町、ダクラでも少々トラブってしまった。
Air bnbで予約していた宿のオーナーが、支払っている金額が少ない!と言ってきて、ポカン?となってしまった。
どうやら二人泊まるのに一人分しか支払われていなかったらしく、俺的にはサイトの指示通りに表示された金額を支払っていたからなんの問題もないと思っていたのだけど、あちら側からしたら一人の金額で二人泊めることになる。
結局どちらにも非はなくて、air bnbのバグということになった。
さすがに追加で払うの嫌だったから、えーーー、マジすかーーー、、どうしよう、、、ってめっちゃ困った顔してたら、おっちゃん、じゃあ一人分でいいよって。その代わり海が見えない部屋に移動してねって。
(もともと通された部屋も海見えなかったし、移動後の部屋はトイレとシャワーついていてなんなら最初の部屋よりグレードアップしていた。もちろんそのことは黙っておいた。)

フランス人のおっちゃん、チャールズ、親切に本当にどうもありがとう。気持ち良くモロッコを後にできました。


さて、この町ダクラがモーリタニアとの国境を越えるための起点になるのだが、モーリタニアへの行き方は二通りある。
①supratour社が運行するバスに乗って国境まで行き、徒歩で国境を越え、国境からモーリタニアの町までは新しく乗り合いタクシーなりを捕まえる。
夜にバスが発車し、早朝に着くので、国境が開くまでそこで待たなければならない。
ダクラ→国境 150ディルハム(23:00発)
国境→ヌアジブ(最寄りの町) 150~250ディルハム (チャールズ談)

②ダクラの町でヌアジブ(国境の町)もしくはヌアクショット(首都)まで行くモーリタニア人ドライバーを見つけ、ダクラから直接乗っけて行ってもらう。
ダクラ→ヌアジブ 300~400ディルハム(交渉次第)

俺が選択したのはもちろん
暗闇の国境で数時間待つなんて危険なことしたくないし、結局値段も変わらない。
というわけで、モーリタニア人のドライバーが集まると噂のHotel Saharaというホテルの前まで行ってみた。

本当にいるのだろうかという心配をよそに、Hotel Saharaを見つけた2秒後に向こうから声をかけてきた。
どうやらヌアジブにもヌアクショットにも行ってくれるみたいだ。
俺はもともとヌアジブに行くつもりだったからそう言うと、350ディルハムだと言ってきた。
ちなみにこの男はフランス語だけでなくスペイン語も話せるので意思の疎通ができる相手だ。

350ディルハムで、客を四人乗せ、朝7:00にホテルまで迎えに来てくれると。

悪くない条件だったのだけど、そういえばチャールズが知り合いに頼んであげると言っていて、その値段が350~400と言っていたから、全く知らない怪しげな男に頼むよりは同じ値段なら信用できる人に頼んだ方がいいのではという考えが浮かび、とりあえず考えたいから時間をくれ!と男に言った。
それでも捕まえかけの客を離そうとしないのは、旅をしていれば何百回も遭遇する光景だろう。
「何が不満なんだ?金か?」
「いや、別に金額は問題ないんだけど、とりあえず考えたいんだ」
「わかった、300でどうだ?」

あれえ〜〜、勝手に値段下がっちゃったw結構容易いな、モーリタニア人w
一気に安くなって断る理由もなくなったから、彼に頼むことに。

モーリタニア時間の7:00(モロッコ時間の8:00)に迎えに来ることになっていたから、まあ8:30位に着くんだろうなーってゆっくり寝ていたら、朝部屋まで呼びに来た。
どうやら日本を離れてしばらく、日本人の誇りである「時間に正確」というアイデンティティをどこかに失くしてしまったらしい。

値段とかの交渉をした男とは違う男がドライバーだった。
こいつが超高圧的な男で、イライラがどんどん溜まる。
運転中にいきなり「パスポートのコピーを出せ、今すぐだ。はやくしろ!」とフランス語で言ってきたり。
「(フランス語わからんから)あ?何言ってんだこいつ。は?」って反応したらさらにヒートアップして声を荒げて「フィッシュ!!!フィッシュ!!!!!!」と連発。





「魚なんでねえよここは砂漠だぼけ!!」





日本語がわからないことをいいことに「フランス語わかんねーわぼけ!!!切れてんじゃねーよぼけ!!!!」と言ったり。
結局頭フル回転の多方面からの推察により、フィッシュが何かのコピー?とか書類?とかそう言うものを指してるんじゃないかと気づいた。
エッサウィラからダクラまでのバスでも何回もチェックポイントがあり、その度にパスポートを提示した。
その時はパスポートコピーではなく、何個か項目(指名とか住所)を指示されそれを手書きで8枚分書かされた。
それと同じようにこの先もチェックポイントがいくつも存在する。
俺がコピーを持ってなかったらどうする気だったんだよ。。

西サハラ地域はモロッコとモーリタニアが領有権を主張する地域。
今はモロッコが実効支配しているが、その不安定さゆえこういうチェックポイントがいくつも存在するのだろう。


周りはこんな荒涼とした本当に何もない砂漠が広がっている。
なんでこんな土地を欲しがるのだろうと不思議に思った。
西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

まずはモロッコ側の国境で出国を済ませる。

それから車に戻り、なぜか廃車がゴロゴロと転がるエリアを10分くらい走って、モーリタニア側で入国。
色々と質問されたり指紋を取られたりはするが、(ファッキンドライバーの高圧的な言動以外)特に問題はなく入国を済ませた。


そういえば後で思い出したのだけど、モロッコとモーリタニアの国境は地雷地帯で、今でもたくさんの地雷が埋まっている。
このことを国境で思い出さなくて本当に良かった。

国境を越えて1時間ほど走ってヌアジブに着いた。



今のところ地獄は見ずに済んでいる。




■ヌアジブ、モーリタニア第二の都市!...だよね?モーリタニア人はどんな人たちなのか!

ヌアジブに着いてまず驚愕したのは、そのしょぼさだ。

あれ、第二の都市、、だったはずでは、、、?

郊外には巨大なスラム街さえ広がっていた。
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クソドライバーにメモっていた安宿の場所まで連れて行ってもらい、そこで下車。

ここからは本当にフランス語しか通じない。
事前に携帯に入れていた仏英辞書を駆使して泊まりたい旨を伝えると、どうやら満室…
それならと近くの安宿を聞いたら、歩いてすぐのところにあるらしい。


そこまで歩くことにした。

砂埃舞う何もない道路を歩いていると、後方から来た車に声をかけられた。

「何を探しているんだい?」
「アバっていう宿を探しているんだけど」
「アバ?知らないなあ。宿が集まってそうな場所まで連れて行ってあげようか?なんなら昼飯一緒にどうだい?」

声をかけてきてくれたのはヌアクショットで仕事をするパキスタン人の男二人とモーリタニア人のドライバー一人で、危険性はないと判断し言葉に甘えて車に乗せてもらうことにした。
どうやらパキスタン人の一人、名古屋で働いていたことがあるらしく、日本大好きらしい。


車で連れて行ってもらった場所、確かに宿はあったのだけど、1万円近くするホテルで、とてもじゃないけど手が出ない。
いつの間にか昼食を一緒にとるという話も無くなっていて、じゃあgood luckというセリフを残して彼らは去った。

あれ、、また振り出しに戻った。


ただ、その高い宿のオーナーらしき人が、アバはあっちにあるよ、ずーーーーっとあっちにね!!
と果てしなく続く道の先を指差してくれ、とりあえず歩いてみることにした。

容赦なく照りつける太陽と、体にまとわりつく不快な砂嵐。心はどんどん折れる。

「タクシーだ」

そう思うまで時間はかからなかった。

タクシーでたどり着いたアバ。
そこはなんとパキスタン人に拾われた場所から100mも離れていない場所だった。




あ。。。。。。





でも後悔はしていない。
こうやって人の好意をいただきながら旅できるのは幸せなこと。
こうなったのはただの結果論だ。


だがここでも満室で泊まることができないと言われてしまう。

oh...

ただ、断るだけでなくきちんと次の提案をしてくれるのがモーリタニア人。
近くの安宿、Auberge Saharaを教えてくれた。
迷いながらも、道にいる人に道を聞きながら宿を目指した。


舗装されていない道の無機質な建物の並びに、油断していたら見逃してしまうほどの「auberge」の文字を見つけた。
西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

やはり今までの国に比べたらその質はがくんと下がる。
wifiは飛んでいない。
でかいゴキブリ出現。
夜中寝ていて足がもぞもぞすると思ったら南京虫が這っていた。
お湯が出ない。

ああ、アフリカに来たんだな。
と感慨にひたってしまった。


ちなみにこのスペックで2500ウギア(1000円弱)だ。

アフリカは思っている以上に物価は安くない。



町のしょぼさ以上に驚いたのはこの町の、いや、この国の人々の親切さと人懐っこさだ。
道を聞けば言葉通じないなりに一生懸命伝えようとしてくれるし、子供たちは「写真撮って撮ってー!」と声をかけてくる。
人を撮りたい俺としては願ってもないことだ。
ただし、肌の色が黒くて、カメラの露出を上げないと真っ黒な塊になってしまう。笑 何度「黒っ!w」と叫んだことか。
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子供たちは見慣れない東洋人に対して興味津々で、「ボンジューーーール!サヴァ?」と笑顔で声をかけてきたり、握手を求めてきたりした。
ある子は、近づいてくるもののたぶん照れて話しかけてこず、こっちから「フォト?撮って欲しいの?」と言うと「ノン…」と返ってくるも、10秒後にまた近づいてきて恥ずかしそうに「フォト…?(やっぱり撮って欲しいの…)」という萌え攻撃を仕掛けてくる。
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路上では女性たちが揚げドーナッツを売っていて、それにつける玉ねぎのソースが食べた瞬間に「セボーーーーーーーン!!」と叫んでしまったほどのうまさで、この国のおやつも僕の好みにぴったりはまった。
やはり女性は写真を撮ろうとすると嫌がる。それはイスラム教の国では既知のこと。
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と思っていたのだけど、食堂に入った時にとてもとてもフレンドリーに話してくれた女性店員に「写真一緒に撮っちゃダメ?」って聞いたら、「ウィ!」と快諾してくれた。
ただし、カメラを向けている瞬間は、食堂のカーテンを閉めていたから、きっと公に写真を撮られるのがNGなのだろう。
西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

ちなみにこの食堂で食べた飯も「セボーーーーーーーン!!!」と叫ぶくらいのうまさだった。(400ウギア、150円くらい)
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モーリタニア人のフレンドリーさやノリの良さ、笑顔のはじけ具合や仲良くなるスピードの速さはイランで感じたものと同じか、男の旅人としては女性との距離も近い分、イランよりも強く感じる節もある。

人種的にはアラブ系3割の黒人7割といった感じ。
イスラムのもてなしの精神にアフリカンのノリの良さが加わった感じだろうか。
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町を歩いているだけで、すべての瞬間が本当に楽しい。
この町に暮らす素朴な人々が、俺の時間を最高のものにする。
嫌な思いを全くしない場所も珍しい。


どんな場所かも、どんな人がいるのかも、全ての情報がないままやってきたモーリタニア。
こんな素晴らしい場所だと誰が想像できただろう。
一気にアフリカ色が強くなり、全く整備されていない町にあるお世辞にも快適とは言えない宿で感じたこと。
この国にくる選択をして本当に良かった。

西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

モーリタニアという未知の世界は、俺にとって天国だったみたいだ。

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さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

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モーリタニアで鉄鉱石を運ぶ貨物列車、アイアントレインに飛び乗って砂漠を激走!

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Reina

初めまして(^∇^)こんにちわ!
私は10月にモーリタニアに行きますが、初の海外旅行1人で行くのでとても不安なんですが、、、
何か1番気を付けないといけない事ありますか(>_<)?

返信 REPLY

2016-08-09 23:09:50

KEI

Reinaさん、初めまして、コメントありがとうございます!
初の海外一人旅でモーリタニアを選ぶとはなかなかやりますね笑

モーリタニアは比較的治安は安定しているので、よほど砂漠の奥地に行かない限りは大丈夫だと思います、が、イスラム圏なので、みんなとても親切な一方で女性に対するアタックというかセクハラじみたものは多いかもしれません。。
もしアイアントレインに乗るなら万全の砂対策を!笑

返信 REPLY

2016-08-12 08:53:23


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