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さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

2015-08-15 07:47:11 モロッコ : エッサウィラ

サラーム

僕が今いるのは、西サハラ地域、ダクラという町。
西サハラ地域は、モロッコとモーリタニアが領有権を争う地帯で、現在はモロッコが実効支配している。
日本の北方領土みたいなものかな。



ここがモロッコ(西サハラ)最後の町になる。


この町にはエッサウィラという海沿いの町からバスに乗った。
バスに揺られること24時間、バスはやたら停車し、警察が乗り込んできてパスポートの提示を求められた。
ああそうか、ここはそういう場所か。
北インドのラダックのような、四川省の東チベットのような、政治的な問題を抱えるそんな場所だ。


この町はモーリタニアまでの国境に行くためにワンクッション置くだけの場所だから、実質最後の町になったエサウィラのことを今回は書こうかと。



■お魚天国!刺身まみれのエッサウィラ。

トドラ渓谷で一緒だったユウスケくん、ナギサちゃんと共にエッサウィラに行くことになった。
モロッコには結構長居してしまっているので、このまま南下するつもりでいたのだが、誰かが発したこの一言で俺の気持ちは180°変わる。









エッサウィラは刺身が食べ放題だよ









アジも?




もちろん





鯛も?



うん




行く。








エッサウィラに行くことになり、その分少しだけ行こうと思っていたマラケシュを素通りすることに決めた。
きっとごちゃっとしていて、フェズと同じような感じだろうと踏んだのだ。

砂漠から一緒だったなおや君は一人ワルザザートという近くの場所に行くというので、彼と、トドラで会った瘧師ファミリー、それから僕の舌を日本に帰らせてくれたのりこさんにお別れを告げてトドラを後にした。
この場所もまた絶対にいつか戻ってきたいと思う場所だった。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

ティネリール→マラケシュ (130ディルハム/民営バス/8h)

マラケシュ→エッサウィラ (70ディルハム/supratour社/4h)



マラケシュで久しぶりのKFCにテンションが上がり、ランチをここで撮ることにする。
悪名高きマラケシュは、特に旧市街に入ったわけでもないのでなんのトラブルもなく通過。滞在時間3時間程度。

バスを乗り換えて、エッサウィラに着いた。
バスを降りてびっくりしたのは、寒い。。。。。!!
砂漠の最高気温と比べたらたぶん20℃くらい差がある。

バスを降りると、エッサウィラの宿主、みちよさんが迎えに来てくれていた。

そう、エッサウィラにもまた日本人が溜まる宿がある。
砂漠→トドラ→(マラケシュ)→エッサウィラは日本人旅人の黄金ルートだろう。


さて、宿に着いたのはもう23:00頃だったが、既に泊まっていた日本人たちがシェア飯を作っていた。
後で聞いたところ、カツオのたたきとカサゴの煮付けを作っていたそうだ。

うちら3人も負けじと23:00過ぎから買い出しに出かけ、深夜0時を回ったあたりからテラスでBBQを始めるという暴挙に出た。(鶏肉と野菜)

BBQは明け方4時頃まで続いた。



次の日からはこの町に来た理由である魚を買いあさり、魚を食べる毎日が続いた。

港に足を運び、一番好きな魚アジを買い求める。
としたのだけど、アジって英語でなんていうか知らんし、言ったところで通じるとも思えないし、これがアジだよと言われたところでそれを確認する術を持っていない。
あれ、日本人なのに、魚、知らない。。
そんな時のgoogle先生。google画像検索で「アジ」を検索し、画像を保存、その画像を出店の人に見せる作戦に出た。

港にはたくさんの魚が揚がっていた。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

中には謎の魚も揚がっている。なにこれ、食えるの。。。?
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

魚だけではなく、大量のかもめもみなとに集まっている。魚のおこぼれをもらおうとでもしているのだろうか。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

アジと思われるものを購入して、宿でさばいてみた。
ちなみに、内臓を取るくらいは店の横で簡易的にやってくれる。(チップを要求される)
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。
魚を捌くのはこれが初めて。
どこから手をつけていいのかさっぱりわからない。
とりあえず食えそうなところを削ぎ落とす方式にした。





結果








さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。
身がボロボロwww





でも1年以上ぶりに食べた刺身は極上だった。
なぜか持っていたわさびを乗っけていただきました。


実はこの宿、トドラで会ったドイツで働くシェフのケンゴさんが来ていたので、その日の夜はシェフお手製の料理。
カツオのたたきと、なんとサメしゃぶ!

サメってなんじゃい!フカヒレ以外食えるの?!

初めて食ったのだけど、身がプルンプルンであっさりしていて、ものすごくうまい!
お手製のポン酢も普通にポン酢で、サメの身と相性抜群!
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

この日から、鯛の刺身、アジの刺身、ネギトロ巻き、ブリの刺身、タコのタジン、タコのから揚げ、あら汁、とまるで寿司屋か!!!と思うようなラインナップが食卓に並んだ。どれもうまい。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

たまにみちよさんの旦那さんが作るモロッコ料理もつまませてもらう。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

毎日のようにみんなで買い出しに行き、キッチンで料理をした。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。
あれ、↑↑ハンカチ王子。。。?

ユウスケくんなんかは毎日魚を捌いていて、最後の方はかなり綺麗な刺身をさばけるようになっていた。


こんな夢のような日々にも終わりは訪れる。


俺が急激に体調を崩した。
原因はなんなのかははっきりしないが、おそらく腐ったジュースか、魚に当たったか。
その日以来魚の匂いを嗅ぐだけで吐き気を催すようになってしまった。
もう一生生の魚食えないかもしれない。。日本人としてのアイデンティが。。。



■思わぬ再会の連続

エッサウィラに来て何日かたった後、瘧師ファミリーがエッサウィラにやってきた。
何日ぶりかの再会だ。
この宿にはみちよさんの一人娘、あやちゃん(5歳)がいる。
普段はこの宿に泊まるバックパッカーのお兄さんお姉さんと遊んでいる。
ちなみに、飛行機でカフェに行ったり、新幹線でカフェに行ったり、飛行機の中で帝王切開の出産をしたり、父親違いの赤ちゃんが何人も登場するといったカオスなままごとが繰り広げられる。

瘧師ファミリーのソラ君、アオイ君が来てからはちびっこ3人が朝から晩までわっちゃわっちゃ遊んでいる。
時には喧嘩して泣いていたり、「ご め ん ね!(全然心がこもってない)」と無理やり謝らされたり、次の瞬間には何事もなかったかのように仲直りしていたり、微笑ましい光景だ。
あやちゃんの遊んで遊んで攻撃をしばし免れる大人たちにとってはホッとするひとときだった。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。

別のある日、なおや君からFBでメッセージが来た。
「まだエッサウィラいます?」
「いるよ〜。来るの?」
「行きます。あと、モーリタニア一緒に行ってもいいですか?」
「ふぁっ?!」
トドラで別れる時には、南米に飛ぶと決心したように見えていたなおや君がいきなり西アフリカを南下すると言い出したのだ。
ビザも明日ラバトに取りに行くと言っていて医師は固そうだった。
一緒にいたユウスケ君とナギサちゃんで大爆笑したよね。

ナギサちゃんはなおや君が来る前日にチェコに向かってしまったので、トドラのメンバーが全員再会することはなかったのだけど。



まあでも思わぬ形で西アフリカに行く仲間ができたのは嬉しい。




この町にいた期間の半分近く体調を崩して引きこもっていたため、前半に魚を大量に食べたことくらいしか思い出がない。笑
それと、夜な夜な人狼ゲームに興じたことくらいだろうか。

休学中のヒロシ君(ハンカチ王子)はモロッコの南部に行ったあとスペインのアンダルシアを回るらしい。
新婚旅行で世界一周をしているケンタ君チヨコちゃん夫妻は、同じくスペイン、でもトマティーナ(トマト祭り)に行くらしい。
ナギサちゃんはチェコに経った。
ユウスケ君はスペイン経由でメキシコに飛ぶ。
瘧師一家はスペイン経由でキューバに飛ぶ。
そして俺らはモーリタニアに南下する。


今度こそみんなお別れだ。
そう思うと、ここで過ごした時間が急に手放したくないものになる。
旅人って儚いね。
こうやって出会いと別れを繰り返して旅を続けるんだ。

みんな次の街での新しい出会いに向かって世界に散っていった。
俺も次なる出会いを求めて出発だ。
さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。さようならモロッコ。最後の町、エッサウィラで刺身を浴びるほど食べたお話。


そして今いるダクラにやってきた。
あーーーーーー!やっとブログがリアルタイムに追いついた!
今日道端で見つけたモーリタニア人にヌアジブ(モーリタニア側の国境の町)まで連れて行ってくれるように交渉し、明日の朝宿に迎えに来るように取り付けた。
彼はスペイン語が話せたから、交渉も少しスムーズ。フランス語って本当に話せる気がしない。。。

明日の朝、1ヶ月半滞在したモロッコを離れる。
モロッコは本当に場所によっていろんな景色を見ることができる国で、行くべき場所が本当に沢山ある。
青い町シャウエン、迷宮都市フェズ、ヨーロッパっぽい落ち着いたラバト、大都会カサブランカ、サハラ砂漠、トドラ渓谷、ぐちゃっとしたマラケシュ、海鮮の町エッサウィラ、リゾート地アガディール。
それぞれが固有の空気感を持ち、独特の景色が広がる。こんなにたくさんの顔を持つ国は初めてだ。
そしてはっきりと言えるのは、モロッコ人の優しさ、人懐っこさ。
世界3大うざい国とは誰が言い出したのか知らないけど、一部の観光エリアを除けばそこにいるのはとてもフレンドリーな笑顔で接してくるちょっとおせっかいくらい世話焼きなモロッコ人である。
全く興味がなかった国をここまで好きになったのは初めてかもしれない。
それくらいモロッコが好きになった。興味ないなんて言ってごめん!




明日からの未知なる国での旅に、あれだけ感じていた不安を不思議と今は感じていなくて、早くどんな世界が広がっているのかをこの目で確かめたいし、この足で踏みしめたい。そんな思いが溢れている。
さあ、冒険の始まりだ!

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2015/08/26

西アフリカ突入!未知の国モーリタニア、行ってみたらこんな国だった…!

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COMMENT

Nori

チューブわさびが日本感醸し出してるw
けどやっぱり日本じゃない。
日本以外でも刺身を食う文化ってあるんだね。
サメ、食ってみたいな。
すっげー楽しそう。

ブログにも書いてるけど、写真にも独特な空気感とらえられてる。
モロッコ、俺もいつか行ってみたいな…。

返信 REPLY

2015-08-16 17:18:47

Kei

でも刺身を食べるのは日本人くらいだと思う!モロッコ人はやっぱ焼いたり煮たりする。
刺身一口食べた時は涙出るくらいうまかったけど、しばらくいいかな…笑
サメもめっっっっちゃうまかったよ!!!!
エッサウィラはまた来たいなと思う場所のひとつ。

返信 REPLY

2015-08-26 03:31:59


Asquarraybrahim@gmail.com

Hello welcome to the highest mountains in North Africa Mount Toubkal
My Facebook account is ( ( Mount Toubkal Guide ) )
asquarraybrahim@gmail.com

返信 REPLY

2016-06-16 23:01:18


Pharmg282

Very nice site!

返信 REPLY

2016-09-08 19:42:02


Pharme660

Very nice site!

返信 REPLY

2016-09-09 21:44:29


Pharma782

Hello!

返信 REPLY

2016-09-11 02:33:30


Pharmg236

Hello!

返信 REPLY

2016-09-12 08:36:29


Pharmc369

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返信 REPLY

2016-09-13 14:54:24


Pharmb99

Hello!

返信 REPLY

2016-09-14 22:20:22


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