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美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

2015-06-26 02:31:37 スペイン : セテニル

オラ


ネルハから向かったマラガという町。

Nerja → Malaga (bus:3.6ユーロくらい)

マラガ自体に用事はない。

俺が目指すのは、その特異な姿に魅せられてから早数年、初めて写真を見た時から行きたいと思っていた小さな町、セテニル。
そして、その近郊にある、ロンダという町。

マラガを拠点にして、ロンダとセテニルは日帰りで行くことができる。が、ここは計画的に行ったほうがいい。でないと帰ってこれなくなる。

●マラガからセテニル・ロンダの行き方
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マラガのバスターミナル⇄ロンダ(bus:往復チケット20ユーロ:2時間くらい)
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

ロンダのバスターミナル→セテニル(sierra なんたらっていうバス会社が運行してる:片道1.81ユーロ:30分くらい)
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~
セテニル→ロンダ(上に同じ)
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俺の計画
8:00くらい朝一のバスでマラガを出発
ロンダに着いたらそのままセテニルを目指す
セテニルを観光していい時間にロンダに戻る
ロンダで観光
18:00くらいのバスでマラガに帰る






完璧すぎる。



苦手な早起きをするために前日は早めに就寝。

翌朝。













10時起床。\(^o^)/












はあ、やらかしたよ。
今日は諦めてゆっくりして明日出直そうかな。

とも考えたのだけど、「計画的」を宣言した以上、計画通りにことを運びたくて宿を飛び出した。

宿からバスターミナルまで路線バスに乗って移動。

バスターミナルで、なんの問題もなくロンダまでの往復チケットを手に入れて、そのついでに明日行く予定のtarifaまでのバスチケットも購入した(bus:17ユーロくらい:2時間くらい)

結局乗ったのは11:30のバス。かなり時間は押し気味だ。
ロンダまでのバスの中で寝てしまったのだけど、ぱっと目をさますとそこは一面自然に囲まれたなんとも穏やかな田舎だった。

ロンダに到着し、同じバスターミナルでセテニル行きのバスについて聞いてみたら、セテニル?どこだそれはみたいな反応をされて、いやいやあんたドライバーなら近郊の町の名前くらい知っててよと思いつつ、
チケットカウンターのおじさんに聞き直す。そうすると、sierraなんたらという文字の書かれたバスがそうだ、料金はバスの中で払ってと言われた。

その文字が書かれたバスが何個かあるもんだから、そこにいたちょっと強面のおばちゃんに、これってセテニル行きます?って聞いてみたら、この上ない笑顔で13:30に出るよ!って教えてくれた。
繰り返すけど、スペインで何かを質問して快く答えてくない人は出会ったことがない。みんな英語が話せなくても一生懸命伝えようとしてくれるし、お礼を言うと弾ける笑顔を返してくれる。
南スペインに来て、それはより一層顕著だった。


バスの運ちゃんに1.81ユーロを払っていざセテニルへ出発。

窓から外を眺めていると、バスとすれ違う車や歩行者、道脇のレストランで食事をしている人がみんなバスの運ちゃんに「ハーイ!」的な感じで手を振っている。
みんな顔見知りなのだろうか。町が小さい分、人と人の距離が近いんだろう。
その光景がなんだかとても羨ましく思えた。バスの運ちゃんも、走りながらたくさんの友達と挨拶できるのがうれしそうだった。


セテニルに到着。ロンダまで戻るバスの時間を聞くと、出発まで2時間もない。朝寝坊のツケがじわじわ回ってきてる。


ほんとに何もなさそうな小さな町だ。けど、とても綺麗。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

とにかくあてもなく町を歩いてみると、早速一番見たかった景色がその姿を見せた。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

崖に家がめり込んでいる……!!
というか、家の上から崖が突き出している?
どっちにしても異様な光景だ。

が、そこに住む住民はなんの疑問も持たずに生活をしているのだろう。

建物は夏は涼しく、冬は暖かくなるらしい。


さらに進むと、普通のエリアも存在するのだけど、ふとした時に家が崖と一体化している。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

建物自体はアンダルシア特有の白に統一された様式なのだけど、明らかに他の町とは違う景観だ。
あ、工事のおっちゃん落ちないように気をつけてねー。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

崖があるところには必ず家がある。
自然の理を最大限に活用した街づくりだ。
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突き出した岩の下に潜り込んで見るとこんな感じ。ほぼトンネルだ。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

自然と一体化した生活がこんなに美しいものになるなんて。
何がすごいって、自然との共存を自然に行っていること。

例えば崖を削って町にする。
木を切り倒して家を建てる。
川を埋め立てて土地を広げる。

こんな人間本位の開発を行うことなく、

崖の中に家を作る。
木の上に家を作る。
川の上に家を作る。

のような自然と共に生活することの大切さはもちろんのことなんだけど、それがこんなに美しいってことに気づいた。
結局自然より美しいものなんて存在しないんだよ。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~



町を一通り歩いて、小腹が減ったから岩の下のバルでタパスを頼んだ。一つ1.2~1.5ユーロ。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~
イベリコ豚の何かと、フィッシュ揚げたやつ。激ウマい。
スペイン料理は間違いなく日本人の下に合う。
なんせ「タコ」を一般的に食べる数少ない国の一つ。日本人と味覚が似ているのかもしれないね。
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と町を歩き、タパスを食しても、時間は1時間とちょっとしか経っていなかった。
それだけこの町は小さい。
ここもまたまだそこまで観光地化されていない町だ。観光客ではなく地元民で溢れる小さな町は、時間がゆっくり流れている。時間に追われている人がいないから。
そんなここも数年後にはきっと観光客が溢れかえる観光地になってしまうのだろうなと考えると、このゆっくりとした空気がどこかへ消えてしまうのではないかと不安になってしまう。
美しきアンダルシア ~崖にめり込む町、セテニル~

言われた時間にバス停に戻ってバスに乗り込む。
ロンダに戻る途中に見えた一面の黄色は、まるでアンダルシアの桃源郷。
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