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美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

2015-06-26 01:12:44 スペイン : グラナダ

オラ

ロンドンで新しくスペインに戻る航空券を予約。
ロンドン(Gatwick) → マドリッド 58ポンド


久しぶりのスペインに戻ってきた。
周りから聞こえてくるのは英語ではなく、スペイン語だ。
これがなんとも心地よかった。

マドリッドは初めてではあったものの、根拠のないホーム感を感じながら地下鉄に乗り込み、宿を目指した。

今回宿泊したのは、Mad4You hostel 10.5ユーロ/night



■マドリッドで日系の歯医者を探していたらここに行きなさい

マドリッドはただの大きな都市。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~
マドリッドは観光のために来たというよりも、幾つかのタスクをこなすためである。
その一つが、歯医者に行くこと。
2ヶ月ほど前から急に歯が痛み出した。日本を出る前に治療してきたところだ。
あれ、、治療したのにおかしいな、、、、と思いながらも、ネットで調べると治療済みの歯が被せ物の隙間から虫歯になることはよくあることらしい。
あちゃ、これは完全に虫歯かな。。?熱いものや冷たいものを食べるときーーーーーんとしみる。いや、虫歯ではなくて知覚過敏か?
どちらにせよ、歯に不安を抱えたままアフリカに入る勇気はなかったので、医療が整っているここヨーロッパで治療をしておきたい。

ロンドンにいる間に歯医者についていろいろ調べた。

とある人のブログを見ると、ロンドンで歯の治療をした時に、その人が10年以上前に日本で治療した歯を見て英国人医師が、


おいみんな見てみろよ!こんな高度な技術が使われているぞ!!!


※10年以上前の治療です


それくらい日本の技術が進んでいるのか、イギリスの技術が遅れているのか。
この記事を見て、やはり歯は日系の医師に診てもらいたいと思い、まずはロンドンで日本人の歯医者を探し、メールで見積もりを出してもらった。

返ってきた見積もりは、歯の状態を見ないとなんとも言えないというまあ予想通りの回答だったのだけど、どんな状態にせよ、初診料65ポンド+レントゲン1枚につき15ポンドで最低80ポンド(15000円くらい)はかかる。
それに加えて本格的な治療をするとなったら、300ポンド(60000円弱)以上は見ておかないといけない。










そのメールをそっと閉じた。








よし、歯医者はマドリッドで探そう。


という経緯を経て探し出したマドリッドの日系医師。


その名もドクター・カリン オークラ!


病院名はClinica Dr.Gomez.

要予約と書いてあったので、とりあえず病院に電話してみた。

病「Hola?」
俺「Hello?Do you speak English?」
病「No....」
俺「ok...ahhhhh.... quiero ir a clinica...(病院に行きたくて。。。)」
病「ペラペラペラペラペラ」
俺「(すみません全然わかりません。) no entiendo español... ahhhh Dr. Karin por favor??(スペイン語わかりません、、ドクターカリンお願いします。)」
病「ペラペラペラペラペラ」
俺「こりゃダメだ...」
病「mañana dias hora telefon
俺「明日10時に電話しろって?おっけ!gracias!!」

実際の会話はもっと長くもっとしどろもどろだったのだけど、ほぼスペイン語が話せない俺に根気よく説明してくれた電話口の女の子に感謝の気持ちでいっぱいだった。

とはいえ、マドリッドにいれる時間も限られているし、明日電話して予約がいっぱいだったらどうしよう。やっぱり今日のうちに話したほうがいいのではないか?
という心配性ぶりが出てしまい、電話の後直接病院に行ってみることに。宿から徒歩20分くらいだし、大した労力ではない。

病院につき、中に入ってさっき電話した日本人の。。というと、先ほどの電話口の女の子と思われる笑顔がとても可愛らしい子が出迎えてくれた。
そこで電話口と同じ会話をしたのだけど、カリン先生は今日はもういないらしく、やはり明日の10時に電話してくれと同じことを言われた。それなら仕方がない。
最後の最後まで笑顔で対応してくれたこの子は本当に素敵な子だった。こういうところからその国のことを好きになっていく。

明くる朝、もう一度電話。
あの女の子が出て、あー昨日の!カリン先生ね、ちょっと待って!と電話を取り次いでくれ、無事ドクターカリンと話すことに成功。
運よく、その日のうちに診てもらえた。

カリン先生はスペインで生まれ育った方らしく、日本語はペラペラなんだけど、どことなく片言。多分スペイン語のほうが流暢なんだと思う。
でもとても面白い人で、俺の旅の話にも興味を持ってくれた。

肝心の歯については、なんと問題見当たらず。
もしかしたら日本でした治療が奥まで仕切れてないのかもしれないけど、それは日本に戻ってからやったほうがいいとのことで、今回は薬用歯磨き粉とマウスウォッシュと歯茎に塗るやつと痛み止めを出してくれた。

気になるお会計。





20ユーロ(3000円弱)





レントゲン3枚も撮って薬とかも出してもらったのに!
安い!!!!!ロンドンふざけんな!!!www
ロンドンとの往復飛行機代含めても、ロンドンからマドリッドに歯の治療しに来るほうが安いんじゃないかと!笑

歯の治療は旅人にとってとても痛い問題なのです。
なぜなら、基本的に海外旅行保険に歯の治療費だけ含まれないから自己負担になるのだ。
でも20ユーロなら許容範囲。

これからも気をつけて旅してね!あとパスポート、財布、気をつけてね!スペインもアブナイヨ!とカリン先生に見送られて、気持ちよく病院をあとにした。

帰り道に見かけた老夫婦。
手をきっちり繋いでゆっくり歩く姿がなんとも温かい気持ちになる。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

■アンダルシア地方グラナダへ。

マドリッド用事を済ませ、観光もせずに向かった先は、スペイン南部の都市、グラナダ。
(マドリッド→グラナダ:18ユーロ(バス))

シエラネバダ山脈の北麓にあるこの都市は、イスラム政権グラナダ王国の首都として栄えた街である。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

街自体は観光地化された感があり、大きな見所もアルハンブラ宮殿という宮殿以外に特に挙げられることのない街ではあるけれど、その温暖な気候がもたらすアンダルシアのゆったりとした空気感はそこにいるだけで気持ちがいいものだ。

街を歩いているとこういったちょっとした路地にも目を引かれてしまう。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

これは持論なのだけど、細い路地にこそスペインの美しさが表れている!
形状的な統一感のある凹凸のない壁に彩りを与える鮮やかな植木や花は、誰がやろうと言い出したわけではないであろうがみんながみんな思い思いに窓先に顔を出し、その道に個性的な美しさを与えている。
何がすごいって、意識的にしていることではないことが町全体の景観を作り出して、それがスペインを連想するほどにこの国の人々に根付いていることだ。

↓マドリッドの路地
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

↓バルセロナの路地
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~


燦燦と照りつける太陽の下で、緑も鮮やかに生き生きしている。
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と、と、少し歩いただけでそこはもうこんな場所。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

シエラネバダ山脈の北麓にあるここグラナダは、その周りが山で囲まれたなんとも美しい場所なのだ。
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美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

13世紀から14世紀にかけて、イスラムに支配されている中建設された高台にあるイスラム建築のアルハンブラ宮殿を目指すことにした。
宮殿に続く迷路のような小道をくねくねと進むのもこの街の楽しみ方かもしれない。
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~
美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

この宮殿、本当は入場料取られると聞いていたのだけど、なぜかチケットも何も見せず入れた。きっと建物自体の中に入るのにお金がかかるのだろう。
中まで入らなくても、その外観と、周りに広がる美しい庭園を歩くだけで満足できる。
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美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

この後に行く町で気づくことになるのだけど、どうもこういった白い建物が並ぶのがアンダルシア地方の特徴のようだ。

イスラム建築の宮殿と、その眼下に広がるアンダルシアの景色に、なぜか美しい調和を感じた。

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美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~

■耳が聞こえない!再び病院へ。グラナダの耳鼻科

ある日、朝起きると、何かがおかしい。

右耳が聞こえなくなっていた。

聞こえないというよりは、こもったような詰まったような感じで、自分の声が頭で反響する。

耳抜きしようとしてもできないし、なにかなー、まあそのうち治るかなー、と余裕こいていたのだけど、何気なくtwitterで耳が聞こえなくなったことをつぶやいたところ、
「それ、突発性難聴かもしれません。その場合2日以内に絶対に病院に行ったほうがいいです。」
ととある人から言われ、一気に不安になった。

これで耳が聞こえなくなったら笑えない。
病院に行って何事もなければそれはそれでいいことだし、とりあえず行っておこう。

病院に行くために宿を延泊し、レセプションのお姉さんに耳がおかしくて、耳鼻科ありませんか?と聞いたところ、
お姉さんがいたく心配してくれて、耳鼻科を調べて電話して予約までしてくれた。
そこまでしてくれると思っていなかったから、本当にありがたくて、どうもありがとうとお礼を言うと、
「私たちは助けるためにここにいるから^^」
と。

体の不調で少なからず不安になっているところにかけてくれたこの優しい言葉に安心したし、また一つ俺の旅に温かい想いが刻まれた。
○○人だから△△とかそういう考えってあんまり好きじゃないけど、それでもスペイン人はやはり温かい。

その場所を好きになるかどうかって、その町に住む人とどう触れ合ったかが大きく影響すると思う。
この後も顔を合わせる旅に耳のことを心配して大丈夫?と聞いてくれたお姉さんのおかげで、グラナダが好きな町になった。


さて、耳鼻科に行くことになり一つ懸念事項。








ドクターは英語を話せるのか?







大都市マドリッドの病院ですた英語が話せなかったから、もしかして、、、と思い、宿にいる間にgoogle translateで使いそうな単語を調べてメモっておいた。
・突発性難聴
・耳が詰まったような
・痛みはない
・二日前から急に聞こえなくなった
・領収書ください(保険のためw)
etc...

いざ、病院に突撃。

ドクターは陽気なおっちゃんで、俺の心配をよそに英語ペラペラだった。
そんで診断の結果、、、滲出性中耳炎!3年前くらいにもなったことあるんだけど、癖になってんのかな?
とりあえず薬を処方してもらい、突発性難聴ではなかったことに安心。
そしてお会計。










「120ユーロ(17000円弱)です。」







「はーい。え?」




120ユーロ(17000円弱)です。」





「...領収書ください(スペイン語で)」


この時ばかりは突発性難聴と言って何も聞こえないふりをしたかった。



■騒音問題で三日間部屋で寝れず

ある日チェックインしてきたイギリス人の男。
今後この男のことを英国白豚と呼ぶ。

部屋に入ってきた瞬間、つーーーーんと悪臭が鼻をつく。
あ、これダメなやつだ。

英国白豚は常に2リットルのコーラを手元に常備し、ゴキュゴキュ音を立てて飲む。水分は多分9割コーラから摂取してる。

そして事件はその夜起きた。

ごごごごごごごごごごおーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!ぐぐっぐぐっ............. がぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!ぶー(屁)

そう、いびきがやばい。
イヤホンで音楽聞きながら寝ようとしても全く寝れない。
間違いなく人生で聞いたいびきの中でダントツナンバーワンのうるささ(とウザさ)だった。

いびき止めようと壁をドンドンドン!って叩いて音を出しても、一瞬止まるんだけどまた始まる。
しまいには自分のいびきのうるささで起きて、「なんかうるさくないか?」と言いまたいびきをかき始める。
結局朝まで一睡もできず、朝になっても騒音だったので、キレて「寝れねーーーーーーーーー!!!!!!!!」って叫びながら部屋を出て、キッチンで寝た。

次の日、俺の叫びが聞こえてたらしく「昨日なんで寝れなかったんだ?」と言ってきたから、「あんたのいびきのせいだよ」って言ったら、「oh. really?フフ」とか言いやがった時にはこの豚まじで焼くぞと殺意さえ覚えた。

あんなひどいいびき初めてだったから、レセプションに言って部屋を変えてとお願いしたんだけど、フル。あと二日あのいびきと戦わなきゃいけないと思うと憂鬱だった。

その日まで部屋は俺と白豚二人だけだったんだけど、その日来た白人カップル、彼らはこのいびきにどう反応するんだろうな。。。

案の定その夜も工事現場並みの騒音が部屋に響き渡る。
白豚の上のベッドに寝ていたカップルの女のほうが暗闇の中ボソッとつぶやいた。













oh my god...













だよねwwwwwwなんかそのoh my godがツボに入って一人笑っちゃったわw



白豚「がががががががあああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!ブーーーーーーーー(屁)


女「Уюшйж!!!!эшдй дхюУжэ оно шУ!!!!!!!

豚が屁をこいた瞬間、何を言っているのかわからなかったけど、とりあえずブチ切れて部屋を出て行った。彼氏もそれについて行った。
俺はしばらく壁ドンで戦っていた。その時衝撃の光景を目の当たりにした。
※閲覧注意














美しきアンダルシア ~グラナダの白豚~


豚がち○こ出して寝てる。。。。。。。

まじで、、、、なぜ?
気持ち悪くて吐きそう。
寝れる気がしなかったから下の階にある共有スペースのベンチで寝ることにした。
部屋を出る時、白豚のベッドを思い切り足でドン!とやったけど、白豚は騒音をまき散らし続けた。

次の日、カップルはいなかった。宿を変えたのだろう。

白豚はこの日も大して暑くない部屋のエアコンを18度で設定して、部屋は半袖でいれないくらい寒かった。

この豚は今までもドミに泊まっていたのだろうか?今まで何のトラブルもなかったのだろうか?誰かしら直接キレそうなのに。
まあもちろんいびきはコントロールできないから仕方ないんだけど、申し訳なさのかけらも見えなかったから、イライラした。



グラナダ最後の夜も、金を払って借りているはずのベッドには寝ずに、幅の狭いベンチで夜を明かしたのでした。

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