DATE PLACE

エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

2015-03-07 01:45:02 エジプト : ダハブ

からの続きです!


■モーセが十戒を受けた山、シナイ山山頂から朝日を見てみた件

2月に入って宿に来る人も増えてきた。その9割が日本人で、前にも書いたようにこの町はほとんどが日本人かロシア人だった。

ダイビングライセンスを取り、沈没船にダイビングに行き、海で遊びちぎっていた時、俺に湧いてきたふとした感情。


山要素が足りない。。。(´ ﹃` )


そんな時に舞い込んできたお誘いが、「シナイ山、一緒に登りませんか?」

正直シナイ山は話を聞いていた限りでは、階段をひたすら登るって感じで、トレッキング要素はそんなにない感じだったからあんまり興味はなかったんだけど、
詳しく聞いてみるとそうでもないようなので、全てが曖昧な情報ではありながら、ちょっくら登ってみることにした。

一緒に行ったのは、誘ってくれたヨウヘイ君、サヤカちゃん、タカさん、シンシンさん、一緒に沈船行ったイクちゃん、俺の6人。

ちな、6人で交通費とかもろもろ合わせ、90ポンド(1400円ちょい)で行くことができた。

出発は、22:00。

え?(^ν^)

22:00。
夜の10:00です。
夜の10:00に出発して、夜通し登り、朝日を見る、っていう完全に富士山コース。

夕方のうちに仮眠をしっかりとって、出発。
正直、かなり眠い。
けど、久々のトレッキングということもあって、完全に張り切ってしまい、ストックを持っていくという浮かれぶり。

シナイ山に深夜1:00過ぎに到着し、登りだしてみると、割と綺麗な道が続く。トレッキングというよりハイキング。
周りにはもちろんストックを持っている人なんていなくて、一人、完全に浮いている張り切りすぎちゃった恥ずかしい日本人は僕のことです。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

シナイ山はめちゃめちゃ寒いから本当に着込んで行ったほうがいいよ!といろんな人が口を揃えていたので、かなり厚着をして臨んだ。
登り始めて20分で汗びしょになり、ジャケットを脱ぐ始末。
「誰だよ寒いとか言ったのー。むしろ暑いわー。」

ちな、一応ガイドみたいな人が先頭に立って登るんだけど、この人が謎のペース配分をする人で、

5分登って3分休む

という鬼畜な登り方にみんなの頭には巨大な「?」が浮かぶ。

100~200mおきにある山小屋全てに寄りたいのか、登山客への嫌がらせなのか、ガイドが本当に疲れているのか。。。
こんな頻繁に休んでたら逆に疲れるわ!

僕たちの不穏な空気に気づいてか、後半の方はまだマシにはなったものの。

こんな登り方をされたからなのか何なのか、徐々に腹に違和感を感じてきていた。
やばい、来る。。


そのままメインの道から外れ、丁度いい場所を探していた。
わざわざ一眼のつかないようなところまでいってんのにライトで照らしてくるエジプト人。

照らすな!これから野糞するんだから!!

(^ν^)

シナイ山という聖なる山にうんこをしてきました。
星空の下での野糞は、やっぱり気持ちがいいもので、やっぱり野糞っていいなと思いました。


そんなこんなでだらだらと山頂付近まで着いた時、ガイドから衝撃の一言が発せられた。
「日の出まであと二時間半あるから、山頂まで登ってそこで待つぞ!」
この時間にはさすがに気温も下がり風も強くなってきていて、さらに前半でかいた汗が冷えて、かなり寒い。。。
僕たちは全員が「こんなに待つなら、出発もっと遅くてよかったんじゃね?」と同じ疑問を持ったものの、口には出さず、とにかく山頂で野外でずっと待つのはきついから、山小屋に入らせてくれ!
とガイドに告げ、風をしのげる山小屋の中に入り仮眠することに。


zzzzzZZZZZ
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~



「もう夜が明け始めてるよ」

しんしんさんのこの一声でみんな飛び起きて小屋の外に出る。
そこに見えたのはなんとも言えないグラデーションに染まった空だった。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

その美しさにテンションが上がって、一気に頂上まで駆け上がる。
人がたくさんいたけど、何時間も場所取りのために待つほどではない。ので、頂上で待つ必要はない。

どんどん顔を出す太陽をじーっと見ていた。
日の出というのは、どこで見てもやっぱりいいものがある。
新しいスタートを感じることができるね。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

太陽が出てから、気温はグングン上がり、気持ちあったかくもなってきたところで、とても心くすぐる崖を発見。
崖っぷちで写真撮りたい、と撮ってもらったのがこちら。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

みんなでの集合写真も。セルフタイマーで猛ダッシュしたわw
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

下山するときに初めてシナイ山の様子がはっきりとわかった。こんなに岩岩してたんだね。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

麓にある修道院にも寄ったけど、正直行く必要はないと思う。
そこには桜が咲いていた。
桜をみてほっとするあたり、やっぱり日本人だ。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

この後宿に帰って爆睡するのでした。


■エジプトでスノーボードをしたくなった時は、これをしましょう。サンドボード!!!

ダイビングライセンスも取得し、沈没船にも行き、トレッキングして朝日も拝み、沈没するつもりで来たダハブで意外といろいろと動いて充実している日々を過ごしていることに気づいた。
そろそろダハブを出る目処をたてようかなあ、、と思っていた時、ふと道沿いのツアー会社の看板が目に入った。
サンドボードだ。
あー、やりたい。いや正直そこまでじゃないけど、なんかもうやりたいこと全部やってたからここまできたらこれもやっちゃいたい。
誰か一緒にやらないかと周りの人にひたすら声をかけたんだけど、見事なほどに全員「あー、うーん、なんていうか、興味ない。」

なんかもはや「サンドボード」がネタのようになりかけていた頃、一人の青年が現れる。
2泊とか3泊の弾丸でダハブに来ているらしく、なんと大学の学部も学科も同じ直属の後輩であるタクロウ君。

ちな、サンドボードは150ポンド(2300円)とちょいとお高めだけど、まあ、毎日自炊してほとんど金を使っていなかったのでたまにはいいだろうと奮発。

車で連れてこられたのは、砂漠地帯のサラサラな砂丘!ではなく、幹線道路がすぐそこを走る岩岩した砂丘。

だよね。

もちろんリフトなんてあるはずもなく、砂丘を自分の足で登らなければならない。
これがかなりきつい。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

1本目に同行してきた子供にこうやって滑るんだぞとドヤ顔で見せつけられ、後は好きにしてねーと放置プレイ。

登るのに10分かけて、滑り降りるのは20秒、そんな感じ。

足が埋まるくらいの砂にボードを置いて、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

よいしょ、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

そして滑る↓↓↓↓↓↓





想像していたより難しかった。が、コツを掴んでしまえば、かなり楽しくて、新しいことができるようになった喜びを感じる。


ただね、一回でいいかな。。。


■ダハブの日常。これが沈没者続出の理由だ。

基本的に、ダハブではすることがない。
いや、できることはたくさんあるのだけど、しなければいけないことは0だし、物価も安いし、暖かいし、食べ物うまいし、まさに長期滞在するのにはうってつけ。
前述のように、宿はほとんどが日本人で、長期旅行者の人が多いから話していてとてもおもしろい。
お互いに自分がなぞってきた旅を語り合ったり、時には討論したり、そんなことをしながらダハブの日々は過ぎている。

俺が滞在していた時に、もうダハブに住んでるんじゃないかとすら思うくらいの、みんなの料理長、ダイスケさんという人が居たんだけど、
彼は海にもいかず、外に出るのは食材を買いに行く時、ひたすら毎日のシェア飯の献立を考えている。
※シェア飯:みんなで材料を割り勘で買って、自炊して作る飯

ある日はパエリアなんてオシャレなものを作っちゃったり、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ある日は本格派カレーだったり、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ある日は野菜のごった煮だったり、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ある日は親子丼だったり、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ある日は餃子を皮から作ったり、
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

忘れてはいけないのが、モロヘイヤという最強の食べ物。
これがあると米が飲み物になります。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

毎日がご馳走である!
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

しかも平均すると一食10ポンド(150円くらい)とかなり安い!!

外に食べに出ても25ポンドくらいと高くない。

さらに少し奮発すると、韓国料理屋のヤムヤムチキンというのが食べれる。これがかなりうまい!
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~
ヤムヤムチキンだけではなくて、この店、全体的にうまし。
チヂミ、プルコギ、ちゃんぽん麺。
あーーー、書いててよだれが出てきたw


ある日、先生に教えて貰ったレシピを試してみることにした。
SARDINE(イワシ)の缶詰の炊き込みご飯なんだけど、もうこれが簡単なくせに激ウマ。
入れるニンニクの量や調味料の配分、添える半熟卵の硬さ、全てにおいて完璧を追求した結果、私はSARDINE職人となるのでした。SARDINEのことなら任せて。
(この後エジプトを出た後、ヨルダンやイスラエルでも2日に一回はSARDINE丼食ってた。)
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~


ここダハブで欠かせないものの一つに、マンゴーマンゴーが挙げられる。
マンゴーマンゴーとは、フレッシュマンゴージュースの上にマンゴーアイスが乗ったドリンクで、10ポンドで飲むことができる。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

たしかにうまいんだけど、劇的な感動はなかった。淡々と飲んでごちそうさま。でもなぜか次の日も飲んでしまう。
たぶんマンゴーマンゴー飲みに出ることくらいしか出かける理由がなかったからだと思う。
そんなある日、衝撃的な噂を聞いた。


「マンゴーマンゴー、いろんなフルーツのバージョンがあるんだってよ」


ほうほう、じゃあどんなもんじゃいと次に行った時に、みんなそれぞれ違う組み合わせを頼んでみた。
ちなみにジュースとアイスが違うものになると(例えばマンゴージュース+バニラアイス)値段が5ポンド上がる謎のシステム。

メロンバニラ
ストロベリーバニラ
ストロベリーストロベリー
マンゴーバニラ
ストロベリーチョコレート

とりあえずここら辺を試した。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ダントツの感動を与えてくれたのは、ストロベリーバニラ!!
これは本当にうまい。15を出す価値はある。
それといい勝負がストロベリーチョコレート。
これはあんまりストロベリーとチョコレートの一体感はないんだけど、それぞれがうまいから結果うまい!
ふと横を見ると、いつの間にか猫集会が開かれていた!
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~
ストロベリーバニラを狙って寄ってくる猫たちだ。
そう、ここはまさに猫天国。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~
宿にも妊娠中の猫がいて、俺が出る数日前に出産していたな。子供は元気だろうか。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

ある日はなんかぱーーっとやりたいとなって、宿の屋上にあるスペースでBBQをやったりもした。
BBQをやりながら、宿の職員に荷物を漁られ、金を取られそうになったのも今となっては笑い話。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~

この町にはたくさんの思い出が詰まっている。
たくさんのことをし、たくさんのものを食べ、たくさんの人に出会い、たくさんの人と別れ、たくさんの思い出ができた町。
世界を旅する旅人のルートがこの町でピンポイントで重なって、タイミングがずれていたら会えない人もいて、
けど旅って毎日がそんな奇跡のタイミングの繰り返しで、旅の中での出会いが旅においてどれだけ大切なものなのかを改めて感じることができた。
この町で出会った全ての人が、俺の旅を素晴らしいものにしてくれた。
この町には絶対にまた戻ってきたいと強く思う。
ダハブを出た後、ヨルダンに向かいながらそう思ったのでした。
エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part2 ~シナイ山からのサンドボードからのシェア飯集~


この後、ヨルダンに行くために向かったフェリー乗り場で地獄を見ることになるのだけど、それはまた次回!

◀︎Previous Post

2015/03/07

エジプトの楽園、ダハブで遊びちぎった話 part1 ~沈没船へダイビング!~

Next Post▶︎

2015/03/11

エジプトからヨルダンへ行くためのフェリーを野宿しながら待ち続けた話

SHARE THIS

COMMENT

POST A COMMENT

(気軽にコメントを残して言ってください!!必ず返信させてもらいます。)

PAGE TOP