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グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

2015-01-17 00:11:30 グルジア : クタイシ

メルハバー

依然トルコにいますが、今回はグルジアでの出来事。


■グルジアでのクリスマス

アルメニアでのクリスマスイブをめちゃくちゃ怪しいバーで過ごした俺は、来る25日、グルジアに移動してクリスマス本番に期待していた。
エレバンから出発した乗り合いタクシーは4時間ちょっとでグルジアの首都トビリシに到着。

ちなみに、グルジアに来た目的、というかわざわざアルメニアも行った目的はただ一つ、グルジア第二の都市クタイシでホームステイをすること、それただ一つだった。
そのホームステイについて聞いたのがイランのテヘラン。そこからわざわざトルコ行きをやめ、アルメニアを通ってここグルジアに来た。

目的地がクタイシだから正直トビリシには泊まらずに、そのままクタイシまで行っちゃおうかとも考えたんだけれど、時間が中途半端だったことと、トビリシの街並みが予想以上に綺麗だったことが俺をトビリシにとどまらせた。

トビリシは地下鉄も整備されていて、とても移動しやすい。(ちなみにアルメニアのエレバンも地下鉄整備されてていい感じ)

今回泊まったホステルは、Tfilix Lux Hostel (15ラリ:900円くらい)。地下鉄のRustaeli駅近く。
とても街の中心部に近くて、街並みもきれい。ああ、ヨロパ。
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いけてるにいちゃんがストリートライブをしていたり。
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教会の前にブワッと絵画を売っていたり。
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん


なんだかヨロパ的な街並みに囲まれていると自分がバックパッカーじゃないような、そんな感覚が襲ってくる。
この感覚あまり好きではないんだけど、たまにはいいかもしれない。

泊まったホステルにはこれまたイラン人のおっちゃんしか泊まっておらず、クリスマスを一緒に過ごそうぜ!ってあれでもなかったので、例によって一人バーに出かけてみた。
かなりアガる音が聞こえて来るバークラブのようなところに入ったが、この日は貸切で〜す。と入れてくれなかった。

なんかそれでめんどくさくなってしまって、宿戻って、一人パスタを作って、寝ました。

メリークリスマス。。。


■クタイシへホームステイしに!

トビリシからクタイシへ行く場合、まずはDidube駅に行く。
その駅から乗り合いバスがクタイシまで出ている。
トビリシ→クタイシ 10ラリ(600円くらい)

乗り合いバス(ミニバン)に乗って発車を待っていると、若い一人の青年、というか少年(15、6歳?)が大きな荷物を持って乗ってきた。
バスの外では彼のお母さんと思われる女性が心配げな表情で少年を見ている。
たぶん、少年とお母さんが離れて暮らしている、またはこれから離れて暮らす状況にあることは想像できた。
少年の方は割と平然としているんだけど、出発が近づくにつれてお母さん、目に涙がたまっていた。
息子に気づかれないように涙を拭うお母さん。きっと息子と離れるのが寂しくて仕方ないんだろうな。

どこの国に行っても、どんな人種でも、どんな宗教でも、親が子を思う気持ちは変わらないんだね。

ミニバンのドアが閉められると、息子がジェスチャーで「携帯見て!」的なことを母親に伝えていた。
慌てて携帯を見るお母さん。そしてにっこり。
きっとメールを送ったんでしょう。口でいうのは恥ずかしいから、すぐそこにいるのにメールで伝えたんでしょう。
内容は分からないけど、一連のやりとりを見てとても温かい気持ちになった。

少年よ!頑張れ!


4時間ちょっとで着いたクタイシ。
ミニバスはほぼマクドナルドの前、もしくは周辺で止まる。
この町はこのマックを中心に回っているんじゃないかというほどマック基準に色々と説明される。

ここからローカルバスに乗って、今夜の宿、旅人の間では超有名なスリコ・メディコ夫妻の家に。
※ホームステイといってもホームステイスタイルというだけで、お金はきちんと払います。


見つけるのがかなり大変な場所にある何の変哲も無い家なのだけど、やっとの思いで見つけ、ピンポンを鳴らしてみた。

中から腰を曲げた一人のおばあちゃんがのそのそと出てきて、カム、カム、と中に招き入れてくれた。
そう、彼女がメディコおばあちゃん。

あんまり英語は話せないものの、単語単語での会話で成立する。
ちなみにアルメニアでもそうだったのだけど、彼らは旧ソ連に生きた人。ロシア語なら通じる。まさかロシア語が役に立つ日が来るとは。。ロシアで少し覚えた甲斐があった〜〜!!

着くや否や、晩御飯を用意してくれた。
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伝統的なグルジアの家庭料理。げろうま!!!!!!!!!!
しかも、皿が空になると無限に出してくれる。久しぶりに腹がはちきれるくらいご飯をいただきました。
そして、彼らが自分で作っているというワイン。ホームメイド感溢れるとても飲みやすいワインも無限に注ぎ足されていく。

っと、肝心のすりこじいちゃん。この家を有名にしたのは彼の飲みっぷり。
通称スリコ劇場(?)。そのすりこじいちゃんが見当たらないなー。仕事かなー。と思っていると、一人のダンディーなおじいちゃんが帰ってきた。
スリコの登場!!
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

彼は日本人大好き。帰ってくるや否や超ニコニコで俺を迎え入れてくれ、そして、飲み始めたw
もうそこからは止まらない!

踊りだしたり、
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

いろんな変わった飲み方を披露してくれたり、
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それに挑戦したり、
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ツノでできた器で一気飲みしあったり、
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なにこれ、大学のサークルかっていう飲み方を延々と続けた。
おかげでこの日はつぶれそうになりながらも、スリコが先につぶれてくれたため一命をとりとめた。

スリコは少し前に飲みすぎでドクターストップがかかっていたらしい。
だから、メディコも「スリコ!ノーモアドリンク!」ってプンプンしてたw
あー、なにこの夫婦、かわいい!

隣の家にいた犬も、撫でて撫でてと無表情で寄ってきて顔だけ突き出して尻尾フリフリしている。
もうみんなかわいい。
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■世界遺産のゲラティ修道院

二日酔いの中眼を覚ますと、こんにちは、日本人ですか?と声をかけられた。
日本人女子のまなみちゃんもスリコ劇場を見にクタイシに遊びに来ていた。(たぶん)
朝食(兼昼食)もグルジア料理。小籠包のでかいバージョンみたいなやつで、これも激ウマ!!!!!!!朝からだいぶ食べてしまった。
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

そして、彼らは朝食の時も普通にワインを飲む。二日酔いの俺にはぎゃあーー、という感じではあったものの、向かい酒だ!と飲むことにした。
さらにたちが悪かったのは、チャチャという蒸留酒。かなり強い酒で、それをクイッとショットでいただく。
メディコは朝からチャチャを勧めてきた。強いアルコールで腹の中の菌をやっつけるんだと。その理論、モンゴル人と一緒だ。。。
酒を勧めてくる量は、スリコよりもメディコの方が多い。。。笑

で、見所とかも何も知らなかったので、まなみちゃんについて世界遺産のゲラティ修道院に行くことにした。
家の近くの公園からミニバスが出ている。(1ラリ)

ゲラティ修道院は、うーん。
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん
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俺はあんまり教会とかそういうものに興味がないんだと思う。
見て、ふーん、終わり。
修道院から見下ろす風景は綺麗ではあったけど。

帰り道、バスに乗らずに来た道をテクテク歩いていたら一人の男が車で泊まってくれて、乗ってけ!と。
こういう誰これ構わず声をかけて乗せてあげる心の広い習慣、好きだなあ。


■スリコ劇場再び

ゲラティ修道院から街に戻ってきて、一旦まなみちゃんと別れて俺はトルコまでのバスチケットを買いに。
チケットは例のマック周辺のチケットオフィスで買える。トルコのバス会社はクオリティが高い。クタイシにはMetro社のチケットオフィスがあるので、そこでチケットを買えば快適なバスの旅ができるでしょう。
年越しをカッパドキアでしてやろうと思っていた俺はとりあえずここらへんかなということでTrabzonまでのチケットを購入。
クタイシ→トラブゾン(トルコ) 35ラリ(2100円くらい)

詳しくはトルコでの記事に書くけど、クタイシからカッパドキアを目指すなら、トルコのアンカラまでのチケットを買ってしまった方が絶対にいい。

夕飯までは時間があったので、おしゃれなカフェに入ってみた。
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

はあ、なにこのオシャレさ。。
雰囲気と、甘い物の誘惑に負けてチョコレートケーキをオーダー。
やばい、この後無限お代わりの晩飯が待っているんだった。。。

家に帰ると、何やら既に様子がおかしい。
まなみちゃんがキッチンに避難している。
なんでもスリコが昼間バザールに出かけて、そこで飲み散らかし、既に出来上がっているとのことw
やばwもうなんなのwwスリコ大好きw
顔をあわせるや否や、飲み始める僕たち。
スリコのお気に入りの日本の童謡を流し、それに合わせて踊りながら。
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酒の貯蔵室にも連れて行ってもらった。
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

前日と同じように飲みまくっていると、メディコがさらにスリコに注意。
メ「ノーモアドリンク!」
メ「もう知らないからね」
ス「メディコ〜、あいらぶゆー!ぶちゅぶちゅ」
め「これ、やめなさい(顔は笑ってる)」
め「愛してるんだったらもう飲まないで!」
ス「(シュン)」

ス「メディコ♪メディコ♪」(ごきげんとり)
グルジアのホームステイ。スリコじいちゃんとメディコばあちゃん

こんな絡みがずっと続く。
あああああ、この二人はなんて仲がいいんだろう。
どんなに怒られてもひたすら「あいらぶゆー!」と言い続けるおじいちゃんに、ぶちゅぶちゅされて抵抗するも顔は笑ってるおばあちゃん、それを見ながらまた始まったわと呆れる娘と孫。
この家は、とても温かい。

この日は既にスリコが出来上がってたため、潰れるのが早く、その後はメディコとまなみちゃんとしっぽり飲む。

なんと泊まっている部屋にはピアノが置いてあったので、酔った勢いも相俟っていろいろと弾いてみた。
そしたら娘のナタリアがめっちゃ食いついてくれて、その曲教えてくれ!と。
一音一音、弾いては「ド、ミ♭、シ♭」みたいな感じで音を伝え、それをノートに書き写すナタリア。
調律されていないピアノを、自分の手書きの楽譜を見て弾く。決して恵まれている環境ではないけど、1フレーズ弾けた時のナタリアの顔はとても満足気だったなあ。
ちなみに教えた曲はショパンのノクターン。(最初から難曲w)
メディコも「グッドムジーク」ととても喜んでくれた。
旅をする上で、音楽のスキルはとてもありがたい。


次の日、朝食を食べているとスリコが申し訳なさそうな顔で起きてきて、「アイムソーリーメディコ、あいらぶゆー!」と。笑
それを見て笑う俺とまなみちゃん。
ここにはまた絶対に帰って来たいなあ。
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スリコじいちゃん、メディコばあちゃんは本当に体を心配しているんだから、少しは言うこと聞いて、長生きしてね。

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