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Top of the world -世界で宇宙に一番近い場所- 3

2014-10-16 21:32:12 ネパール : エベレスト

Day 7: Machhermo(4470m) → Gokyo(4790m) (8:15 ~ 11:30)

さて、やっとGokyoに到着する日。
標高差も300mほどしかないので気持ち的に余裕はあった。
が、、、激寒い。。初日から、朝晩や太陽が隠れた時は寒かったものの、ここら辺からは太陽が出てても寒い。

道無き道を行く。
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道ばたに積まれたケルンが道しるべとなる。
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普段は撮らない高山植物を撮るほどに、Gokyoを目の先に控えた気持ちは高ぶっている。
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2日後に超える予定の氷河を見に行った。
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えっと、、、、これ、、土砂やん。。。。
いや、でもよく見ると氷河。
この時点で自分はトシさんと同じルート(氷河を抜けてcho la passを超えるルート)を行く気になっていた。
もっとたくさんの景色を見たいと思ったから。

Gokyoの湖は空と同じくらい青かった。
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Day 8: Gokyo(4790m) → Gokyo Peak(5360m) → Gokyo(4790m) (3:30 ~ 7:30)

本日、ピークアタックの日。ピークからの日の出を見ようと、3:30に動き出す。
急な坂を一気に600mほど上がる。
息が切れ、寒さで指の感覚がなくなり、謎の腹痛(ポカラの悪夢よみがえる)に悶えていた。
疲れた、寒い、うんこしたい。その三つの感情で支配されていた。
すみません、途中野糞させて頂きました^^

月がまだ沈みきらない頃、空が次第に明るんでいき、山の上が燃え始めた。
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一気に鼓動が高鳴り、自然と早足になる。

下から見て山頂だと思っていた場所にたどり着くとさらに上がある。そんな焦らしを何度も受け続けてやっとたどり着いた山頂。
そこからの景色は圧巻だった。
チョオユー、ローツェ、マカルー、そしてエベレスト、世界に名だたる8000m級の山が朝日に照らされている。
なんだか涙が出そうになった。景色を見て泣きそうになったのはこの時が初めてだった。
ここまでの辛い道のりがそう感じさせたのかもしれない。
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ここから更に3500m上の世界。考えるだけで怖くなる。
エベレストは、チベットから見たそれとは様子が違っていた。
いくつもの山が行く手を阻むように囲む中に凛然とたたずむエベレスト。
チベットで感じた禍々しさはなく、ただただ美しい。
あそこが世界で一番宇宙に近い場所。
何人もの人を魅了し、挑戦させ、殺し、何人もの人を感動させてきた山。
見ているだけで心臓がドキドキする。
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平地にあるたくさんのものがここ山の上にはなく不便だけれど、平地にはないたくさんの何かが山の上にあふれていた。

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Day 9: Gokyo(4790m) → Ngozumba Glacier → Machhermo(4470m) (8:15 ~ 14:45)

Gokyo Riからの絶景を堪能した後に待っていた辛い行程。
氷河を抜けて5300m越えの峠を越えなければならない。
この日は氷河を渡ったところにある村に一泊する予定だった。
距離的にも標高差的にも今の自分たちにとっては余裕のはず、そう思っていた。
そうやってガイドも何もなしで(それは最初から一貫してることだけど)二人だけで飛び込んだ氷河。
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遭難しかけた。。


最悪の足場、落石の恐怖、行く手を阻む水流。
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地図には載せられないような細かいルートなのか、日に日に形を変える氷河だからなのか、完全に迷ってしまった。
対岸までの距離はそんなにないはずなのに、全然たどり着けない。
もう少しでたどり着くというところまで来ても流れの速い水流に邪魔されて先に進めない。
急斜面とぐらつく岩に足を取られまくった疲れも溜まってきて、雲行きも怪しくなってきたところで引き返すことを決断した。
ただ、同じような景色が広がっているため、来た道を戻るのも難儀だった。
あっちから来たような気がする、こんなところに見覚えはない、あーだこーだ、、、。
自分たちのトレースと方向感覚と記憶を頼りになんとか氷河の入り口まで戻ることができた。
氷河に突入してから4時間後のことだった。

この時点で自分はcho laの峠を越えることを断念した。この日1日ロスしてしまったので、日程的に厳しくなってしまった。

後から他のツーリストに借りた本を見たところ、自分たちが行こうとしたルートとは違うルートで氷河を超えるらしい。
自分たちのルートは形を変えた氷河のせいで今は行けなくなってしまったということなのかな。
それにしても紛らわしいトレースやケルンはやめてほしい...
遭難しかけたときは本当に恐怖だった。めちゃくちゃ寒いし。何回もこけるし。氷河に落ちかけるし。

その日はMachhermoまで下った。



Day 10: Machhermo(4470m) → Namche Bazar(3440m)

この日の朝、トシさんと別れた。
彼はもともと3週間くらいここにいる予定だったから、cho la passに挑戦しにいくとのこと。俺は下り。
本当に尊敬する。
彼にはいろいろなトレッキング知識を教えてもらったし、いろんなアドバイスもしてもらった。
トレッキングの経験が自分よりもかなり多いので、とても頼れる存在だった。
彼と一緒だったからこんなにすばらしいトレッキングになったのかなと思う。
彼は未だにエベレストにいる。
どうか無事に下山できますように。
トシさん、またいつか山登りましょう。ありがとうございました。


Day 11: Namche Bazar(3440m) → Lukla(2840m)

出発の町、ルクラまで下り、僕のトレッキングは終了した。
足はガクガク。足の裏には豆だらけ。
けど、果てしない充実感で満たされていた。


今回はたかが5360m、されど5360m。
自分はエベレストに登ったわけじゃないけど、ヒラリーの言葉のようにlooking beyond to other interesting challengesの精神でこれからも旅を続けたいね。

次はどの山を攻めようか。


んーーーーー、アコンカグア?


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COMMENT

Machiko Tajika

頑張れよ~青年!

返信 REPLY

2014-11-21 19:53:17

ケイ

たじかさん、エベレストでは本当に色々とお世話になりました。ありがとうございました。あの時頂いた日本食の味は一生忘れません!

返信 REPLY

2014-11-28 05:28:31


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