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憧れの地、チベット。2ヶ月半の中国にさようなら。

2014-09-26 14:07:48 中華人民共和国 : チベット

ナマステ

しばらくブログの更新をサボってしまった。
僕はというと、今、ネパールのカトマンズでゆったりとした日々を送ってる。
朝起きて、飯食べて、仕事して、昼寝して、こっちでできた友達の店に行って喋る。
そんなスローな日々。

10日前にチベット自治区を抜けて、ネパールに突入した。
この旅4カ国目。(自分の中では5カ国目。)今日で旅に出てちょうどぴったり4ヶ月経つから、かなりのスローペース、なのかな?
なんだかんだで中国に2ヶ月半もいたからね笑


というわけでネパールでのゆったりとした暮らしはまた今度書くとして、今回はチベットについて書こうと思う。


ここで言うチベットとは、今までのブログに書いていた東チベットとは全く異なるもの。
東チベットは中国四川省の西側に位置する地域で、外国人も自由に個人旅行できる。(時期によって外国人立ち入り禁止になったりもするけど。)
それに対し、チベット自治区は、本来チベットという国だった場所を1951年以来中国が支配する形になった。
ごく最近までは外国人の個人旅行が認められていたが、2008年にラサ市内(チベットの首都)で起こった大規模な暴動を契機に、それ以降外国人がチベットに行くには中国政府からのパーミットを取得して、プラス"必ず"ツアーに参加しなければならない。
これが厄介なんだよー。
前の記事にも書いたかもしれないけどチベット内でも行ける地域と行けない地域があって、しかも「日本人だけ」行けないとかそういう場所もあって。
俺が本来行きたかった場所、カイラス山も今年は(というかたぶんずっと)日本人には中国政府がパーミットを出さないという方針らしい。
カイラスに行けないならチベット行くのどうしようかとも考えたけど、中国からネパールに飛ぶ値段と、ラサとラサ周辺だけちらっと回るチベットツアーに参加して陸路でネパールに抜けるのとで、
値段に大した差がなかったから、ネパールに行く手段としてチベットツアーに参加することを決めた。

成都の宿で出会った日本人達、瞳ちゃん、千尋ちゃん、ニーハオと共に。

4人で8日間の日程で3500元(6万円弱)。
ちなみにこの料金に、食費、宿泊費、観光比は含まれていません。

チベットに行くために中国政府に金を払うのはシャクだったけど、仕方ない。
日本人の凡人がどんなにわめいても状況が変わることなんてありません。

面白いのが、チベットと東チベット両方行った人が口を揃えて言うことが、
「チベットよりも東チベットの方がチベット色が色濃く残っていて、チベットを感じることができる。」
ということ。
だから最初は自分もラサにそこまでの興味はなく、ただの通過点にしか考えていなかった。

が!ラサについてからその考えが間違っていたことに気づかされる。


成都から44時間の硬座列車(386元)でたどり着いたラサ。
憧れの地、チベット。2ヶ月半の中国にさようなら。
一人だったら死んでいた44時間。4人でダハブ(日本でいう人狼ゲーム的な)をやりながらカタコト列車に揺られ、楽しく過ごすことができた。
みんな、どうもありがとう。

ラサに着いた瞬間の中国公安の数、中国国旗の数、中国兵の数に圧倒。
現地で合流したガイドからは、絶対にあいつらの写真は撮るなとくぎをさされた。
中でも驚いたのが中国国旗の数。道中にびっしりと立ち、ダライラマの宮殿「ポタラ宮」のてっぺんにも中国国旗が堂々と掲げられていた。
ポタラ宮の国旗はどの角度から撮っても絶対に写る位置に掲げられているそう。
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だめだ。。。どの角度も写ってしまう。
この忌々しい国旗に対応できるのはPhotoshopだけだろう。


もともとラサには興味というか、行きたい!という気持ちがそこまでなかったから、この世界遺産のポタラ宮や、千年以上の歴史を持つジョカン寺などの観光スポットは外から見るくらいで良いかなと思ってた。
けど、せっかくガイドもつけているし(つけないと行けないし)、その外観からただならぬ魅力を感じた自分は、高い入場料を払って中に入った。
結果、チベット仏教の歴史やダライラマの生活、チベットが中国に侵略される前と後のチベットのあり方の違いなど、自分で調べるには難しい知識を存分に仕入れることができた。
中国のなんでもかんでも(ちょっとした山でさえ)入場料をとるやり方は気に食わないけど、金を払わなければ得られない物もある。メリハリは大事だなということを改めて実感した。
それくらいに入場して聞いた話は興味深くて、少し前に通り過ぎたモンゴルや、これからいくネパール、インドと深く結びついていて、この興味がほかの場所にも影響するような深い物になったことを嬉しく思う。
ここでの知識が今後の旅をさらに面白いものにするだろう。
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チベット色が薄いと聞いていたラサ、チベット仏教の中心となるこの地が「チベット」であり、チベット色が薄いはずもなく、
この街はチベットの伝統と近代的な町並みが融合した今までのチベット地域のどの街とも違う特別なものに感じた。
中国では全くなかったおしゃれなカフェバーで宇宙について語り合ってしまうほど、この街には現実感がない。
憧れの地、チベット。2ヶ月半の中国にさようなら。

この街では、成都で知り合ったゆうすけさんという兄さんと再開も果たし(3日ぶりくらいだけどw)、彼のチベット人の友達も紹介してもらった。
彼はとりあえずすごい経歴の持ち主で、とりあえずチベット語ぺらぺら。本当にぺらぺら。彼の友達のチベット人も口を揃えて「ゆうすけはすごい」とぺらぺら具合を褒めていた。
ラサに精通した彼と、彼の友達に会うことでラサでの時間がより濃いものになる。

中でも特筆すべきは、ある晩ゆうすけさんの友達、タシに連れて行ってもらった「ナンマ」と呼ばれる飲み屋?で、チベット人の若者はみんなここにたむろするそう。
21:30から翌朝4:00まで絶え間なく続くショーを横目にひたすら酒を飲みまくる場。
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なんか異空間に迷い込んだ錯覚を覚えつつ、ときに腹の底から笑いつつ、時にショーに圧倒されつつ、腹の底がむずむずするような高揚感を抱えながらラサの夜は更けていった。
ただの一旅行者がこんな体験をできるのだろうか。今、こんな光景を目の前にすばらしい体験をできてることに感謝。

ゆうすけさん、どうもありがとうございました。
ゆうすけさんとお友達のおかげでラサでの時間がが忘れられないものになりました。
また成都で会いましょう!

ラサを後にした僕たちは、ナムツォ湖→ヤムドロク湖→シガツェ→エベレストベースキャンプ→ダム(ネパールとの国境の街)と道を進める。


ナムツォ湖
4人でお互いを撮り合う。自分が大好きな日本人達。
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ヤムドロク湖
ガイド「ナムツォよりも綺麗だよ!巨大な九寨溝みたいだ!」
俺「全然青くないやん」
地球ではないような場所の方が印象に残る。
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シガツェ
休憩で寄った町で、まあビール飲みねえとビールをもらう。
もういっぱいもらおうとしたら3元を要求される。
道中の物売りの小さい子供の笑顔に癒されながら車は走る。
憧れの地、チベット。2ヶ月半の中国にさようなら。
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エベレストベースキャンプ
世界の頂上、エベレストの姿に息をのんだ。
かっこ良くて、神々しくて、どこか禍々しくて、そして美しい。
この山を見た時に真っ先に浮かんだ顏はイモト。すごいよ彼女は。
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ダム
とたんに町人の顏にネパール色が強くなってきた。
この夜の虫宿、そんなことが気にならないくらいにネパール(のバンジージャンプ)が楽しみ。


最後の夜、中国であったことを思い返していた。
中国に入って二ヶ月。楽しいこととむかつくことが混ざり合った日々。
中国政府は好きになれないけど、中国人は自分のイメージからはほど遠い、とても優しい人々。
もちろんそうでない人はたくさんいるけど、それはどの国にも起こることで。
もちろんイメージぴったりの人もいたけど。反日もいたけど。
でもそんな中で、親切に快くもてなしてくれるたくさんの中国人に出会えたことは事実。
彼らにたくさんのことを学びました。
どうもありがとう。
そして絶対に帰ってきたい街もここ中国でできた。



あーーーーーーーあ、中国めちゃくちゃ疲れたけど楽しかった!!!!






道を走れば走るほどに、この美しい「国」を自由に旅行できたらどんなに良いだろうと考えてしまう。

チベットが本当の国になった時、その時は思い切りこの国を旅しよう。

憧れの地、チベット。2ヶ月半の中国にさようなら。

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Hello Nepal, Hello Everest

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2014-11-04 00:29:16


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